1994年に佐伯支部より、共通の課題と立場を持つ各県の遠隔地域に呼びかけて発足した三地域建築の研鑽と研修会を(今回21回目)延岡士会主催で延岡市にて8月8日、9日と開催されました。
一日目は、高知県の幡多支部、延岡支部とまた、その家族の方達と共にカヌー教室が開催されました。交流会では、各支部の現在の建築関連の情報等が聞けて良かったのではないかと思います。
2日目は、2008年(平成20年)9月、鉄道に関係する国際的なデザインコンテストのブルネル賞で最優秀賞を受賞し耳川流域のスギ材をふんだんに使った日向市の駅舎と、美々津の街並みを見学しました。
駅舎の最優秀賞受賞は日本初であり、また、この地元宮崎県産杉材を用いた駅舎を含めた駅周辺の再開発による景観が評価され、国土交通省の2014年(平成26年)度の「都市景観大賞」都市空間部門の大賞に当駅周辺地区が選ばれているそうです。
美々津は、古くから海の交易の拠点として、歴史を刻み、参勤交代時には、御出船、御入船の港に指定され、日向神話の神武東遷説神話の御舟伝説地として知られているそうです。
「美々津千軒」と言われるほどの繁栄をもたらすことになり、明治から大正時代に最盛期を迎えたこの、美々津の街並みに初めて足を運んだのですが、このような街並みが隣県にある事を知りませんでした。
今回のトライアングル94´にての歴史探訪は、良かったのではないかと思います。
(詳細等は、支部便り14号にて報告をする予定)
1994年に佐伯支部により、共通の課題と立場を持つ各県の遠隔地域に呼びかけて発足した、
3地域建築士の研鑽と研修会、第21回目のトライアングル94´が今年度は宮崎県延岡市で
開催される運びとなりました。
3地域の情報交換と交流と共に、延岡市の建築探訪を兼ねて8月8日に、開催いたします。